
お茶の水の勉強会で演者を務めさせていただきました。
いつも大変お世話になり続けております高山先生をはじめ、御高名な先生方とご一緒させていただき大変光栄でした。先生方のお考えや技を拝聴でき、とても勉強になりました。
今回、ご高齢者の爪変形と治療がお題でしたので、当院の開院から1月中旬までの8ヶ月ほどの治療データをまとめてみました。
開業してからの陥入爪 と 巻き爪の方々のカルテを見返しました。
開業後、ご厚誼賜っております先生方より数ヶ月〜年単位での治療に難渋するムクムク肉芽の滲出液多いような陥入爪の患者様方をご紹介いただき、やりがいをもって治療させていただきいました。患者様方のご協力あってこそ、粘り強く処置できまして、数ヶ月かかるも無事ご卒業いただけたなぁ‥、と皆様の足の指を懐かしく思い出したりしていました。(お顔もちゃんと思い出しております🎶)
スライドのうち1枚だけ載っけます。(施術者は私1人ですので色々バイアスかかっているかと思いますのでご参照程度に)

治療歴を年齢でざっくり分けました。
65歳未満の方では治療は1回で一旦終了できていることが多かったのですが、65歳以上では複数回の治療が必要になる傾向にありました。巻き爪が高度さらに爪が厚く硬い傾向にあるからなのかな、爪変形が長く続くと爪だけじゃなく爪床や骨とかが強く変形してしまうからかな、と推測しています。
足の爪に変形や疼痛があると、下肢機能が低下することは言われており、そもそも巻き爪にならないような予防策や、トラブルが起こる前に早めに矯正していくことが大事だと考えております。巻き爪の治療は自費なので(今のところ国の決まりなんです)、痛みなどがないと積極的に矯正しようと思っていただけないことも多いのですが、すごく強く変形してしまいますと矯正に時間がかかりますので、早めに対応させていただければうれしいなと思ったりします。
それにしても、この8ヶ月、思ったよりフェノール法をしていたことに気付かされました。陥入爪の治療の中では、最終的な手段として奥の手として取ってある手術です。新しい土地で、長くこじらした陥入爪でお困りの方に多く出会った結果なのかな・・・と推測してます。(そういえば今年に入ってからはフェノール法してないような!)
⭐︎⭐︎3月末のJeisisの勉強会に参加しました⭐︎⭐︎

いつもお美しいわかこ先生とご一緒に⭐︎⭐︎
ポテンザとか、すごく欲しくなりました!